「もう染めないといけないかな〜?」
「白髪目立ってる〜?」
ヘアカット専門店に勤めていても上記のような質問はサロンワーク中によくお客様から聞かれます。
白髪染めをしても新しく根本から生えてくる毛は地毛なので再度染め直す必要があります…
QBハウスを利用されているお客様はご自身でや白髪染めをされている方が多いので、地毛が伸びてきた時に他人からどう見られているのか分からない場合が多いです。
実際に染め直すタイミングって分からないですよね…
そこで、本記事では白髪染めを行うタイミングは、いつが最適?について解説していきます。
今回は理美容師目線で解説していくので、ご自身で白髪染めをされている方は参考にしていただければと思います。
どれくらいの期間で目立ってくる?
- 3週間ほどで目立ってくる
根本の髪を染めてから3週間経つと約1センチ弱ほど地毛が伸びます。
伸びてきた白髪と染めている毛の明度の差がはっきりと出てしまって、まるで線を書いたかのようにラインがはっきりするので目立ちます。
地毛が生えてきたときに目立つ場所は?
- 生え際
顔の正面から見える部分です。鏡を見た時に一番目立つ場所なので生え際の目立ち具合を基準に染められる方は多いのではないでしょうか?
- 分け目
よくテレビCMなどで見かける分け目も目立ちます。
特に女性の場合は髪が長いために自然と分け目ができるので、どうしても目がいってしまいます。
- つむじ近辺
つむじ周辺の髪の毛は毛流に沿って髪が寝やすくなるので目立ちやすい箇所でもあります。
白髪が目立つ原因
- 地毛との明度の差
- カット席で鏡を見たときは上から光が当たっているので目立つ
- 地毛との明度の差
ブリーチをした金髪や毛染めをした白髪などは染める前と後で全く色が変わるほどの違いがあるので目立ちます。
中から生えてきた時、白の中に黒(もしくは逆)の色味になるからです。
- カット席で鏡を見たときは上から光が当たっているので目立つ
カット椅子の上部にはライトがあり法律上のルールやカットをしやすくするために明るく設計されています。なので余計に白髪が目立ちやすくなっています。
- 他人は至近距離で人の頭を見ない
私たち(理美容師)は職業柄どうしても人の頭に目がいってしまいますが、世間一般の方は至近距離で他人の頭を見る機会はほぼありません。
なのでテレビやYouTubeなどの様々なメディアに出る機会がないのであれば、そこまで気にする必要はないかと個人的には感じます。
白髪染めをご自身で行う時の便利グッズを紹介!
ご自身で染めるとカラー剤が衣服や肌に付着してしまう可能性があるのでクロスを付けて行うのがベストです。
袖付きで色が黒なので染料が付いても目立ちにくい仕様になっています。
シャワーキャップです。頭髪にカラー剤を付けたまま移動すると家具などに付着する場合があるので、それを防ぐためのキャップです。
サロンでヘアカラーを行うときに耳を保護する為のイヤーキャップです。
まとめ
- 3週間ほど経てば目立ってくる
- 生え際、分け目、つむじ近辺は白髪が目立ちやすい箇所なのでキッチリ染める
- 表面の髪で隠れている中の部分は髪の毛をめくらない限り見えない部分なので、多少染まりが悪くても問題ない
- 地毛との明度の差
- カット席で鏡を見たときは上から光が当たっているので目立つ
今回、白髪染めを行うタイミングについて理美容師目線で解説をしましたが、最終的にはあなた自身の判断、もしくはあなたの身近な人からの客観的な意見を参考にしてください。
白髪染めに関しては、一度染まった髪は何もしなければ極端に色が落ちることはありません。
なので、白髪染めのタイミングは特に決まりがなく人それぞれ違います。
ただ、あまりに毛染めのサイクルが早いと髪が痛むので少なくとも3週間以上は期間を空けた方が良いでしょう。
最近では、いろんなカラー剤が発売されて手軽にできるようになりました。
ヘアカラーも数をこなしていくうちに慣れてきます。
カラーを行った後はどうしても髪の毛が痛むので切れ毛やパサつきを起こさないためにもシャンプー後のトリートメントは忘れずに行うように心がけてください。