「技術のある店長さんにカットしてもらいたいな…」
「友人がQBハウスに勤めているからカットしてもらいたい…」
「あの店員さんは無愛想だから嫌だな…」
「私が女性だから女性の店員さんにカットしてもらいたいな…」
QBハウスでカットの順番を待っているときに、上記のように感じる方はたくさんいると思われます。
ホームページ上には【申し訳ございません。スタッフの指名はできません。お待ちいただいている順にカットいたします。】と記載されているとおり、QBハウスでは本来スタイリストの指名はできません。
ですが、店員さんもいろんな人がいてるので同じカットをしてもらうのであれば希望する店員さんにしてもらいたいですよね…。
しかも髪型を覚えてもらえればこちらから伝える手間もいらないですし、髪型の再現性も高くなりますよね…。
そこで…本記事ではQBハウスで希望するスタイリストにカットをしてもらう(指名)にはどうすれば良いか?について詳しく解説しています。
この記事を読むことによって、本来であれば選ぶことができないスタイリストにカットをしてもらうこと(嫌なスタイリストを避けることも)が可能になります。
ですが、指名をする事にデメリットもあるので気になる方は最後までご覧ください。
カット利用券購入前に確認する事
- 店外から希望するスタイリストが出勤しているかを確認
希望するスタイリストが出勤していないことには、いくら待っていても指名はできません。
店外から確認をしましょう。
- いない場合はいつ出勤してくるのか?を他の店員さんに聞く
QBハウスは個人店と違って定休日がありません。(※一部定休日がある店舗もあります。)
その為、日によってメンバーが違う事がよくあります。
他店へのヘルプや休日の可能性もあるので他の店員さんに出勤しているのかを聞きましょう。お手洗い休憩や食事から返ってくる場合もあります。
店頭にいない場合、次の出勤日を聞くのも良いですが、個人情報の観点から教えてくれないケースも考えらえるので日を改めて出直した方が良い時もあります。
希望するスタイリストにカットをしてもらう方法
- カット利用券購入後、通常通り待合席で順番を待つ
カット利用券購入後は待合席にて順番を待つシステムなので前のお客さんの順番を抜かしたりすることはできません。通常通り先頭に来るまで待ちましょう。
- 順番が先頭になったら希望するスタイリストが案内に来るまで待つ
先頭で待っていれば、そのうち店員さんが案内に来ます。希望するスタイリストが案内に来るまで待ちましょう。
希望しないスタイリストが案内に来た場合は?
- 次のお客さんに順番を譲る
順番を抜かすのはダメですが、次の方に譲るのは可能です。順番が早く回ってくるので感謝されます。
- 待っているお客さんがいない場合は素直に「〇〇さんでお願いできますか?」と伝える。
店員さんに「〇〇さんにカットをしてもらいたいので終わるまで待っています」と、伝えれば大丈夫です。
お客様がそう仰るのであれば…手が空くまで待ち時間がありますがそれでもよければ…という事だけなので、どうしても指名をしたいのであれば素直に伝えましょう。
お客様自身が多少お待ちいただけるのであれば従業員側は全く問題ありません。
基本的に順番にお客様を担当するので、希望するスタイリストの手が空いていても違うスタイリストが案内に来る場合があります。
意思表示は相手に伝えましょう。
特定のスタイリスト以外なら誰でもいいケース
- トイレや電話などで一時的に店外に出ることによって次の方を先に案内してもらう状況をつくる
【指名】ではなく【あの人にカットされるのは嫌!】ということなので、順番が回ってきたときに電話がかかってきたふりやトイレに行くなど何かしらの理由をこちらでつくった結果、次の方が先に案内されるといった方法です。
あくまで指名ではないので店員さんにも他のお客さんにも思惑がバレにくいです。
※荷物を全部持って出てしまうと最後尾になってしまう可能性があるので、順番確保の為の貴重品以外の荷物は置いていきましょう。
指名をする為に店員さんと仲良くなる必要はある?
- 特に必要はありません
以前に私を指名してくれるお客様が数名いましたが、仲良くなったから指名されたわけではありません。
指名をするにも様々な理由(カットが早いから。髪型を覚えてもらったから。など…)があるからです。
なのでコミュニケーションが苦手な方でも問題ありません。
毎回同じスタイリストにカットをしてもらうデメリット
- せっかくお店に来たのにいない場合がある
- 何かしらの理由によりいなくなる可能性がある
- 待ち時間が長くなる時がある
- 業務外のサービスはしてくれない場合がある
- 他の従業員から敬遠されやすい
- 髪型を伝える事が苦手になる
- 一度指名をしてしまうと解除しにくい
- せっかくお店に来たのにいない場合がある
年中無休で営業しているので、たまたま休日であったり他店へのヘルプなどの理由により店舗にいない可能性があります。
もちろんホームページを見ても出勤しているかはわからないので実際にお店に行かないとわかりません。
- 何らかの理由によりいなくなる可能性がある
個人店では無いため独立や転職、所属店舗変更などの理由によりいなくなる可能性はあります。
- 待ち時間が長くなる時がある
手が空いていればすぐにカットをしてもらえると思いますが、そうとは限りません。
休憩や食事で席をはずず場合もあるので、ある程度の時間を待つ前提でいましょう。
- 業務外のサービスはしてくれない場合がある
本来指名制度がないので一人一人のお客様を覚える事においては業務外の事になります。
カットをしてもらえるお客様は覚えていても、スタイリスト側からすれば毎月何百人とカットを覚えてもらえない可能性も想定しておきましょう。
- 他の従業員から敬遠されやすい
本来指名を出来ないお店で指名をしている=ややこしいお客様という認識になるので悪い意味で覚えられます。
いつもカットをしているスタイリストとの仕上がりが多少は変わる為、当然ながらカットに入りたくない従業員がほとんどです。
- 髪型を伝える事が苦手になる
毎回同じ人にカットをしてもらうと必然と「いつもくらいで」や「長め、短め」で通用するようになります。
ですが何らかの理由により他のスタイリストにカットしてもらう時に、実際に髪型をなんて言えば良いのかわからないケースはよくあります。
- 一度指名をしてしまうと解除しにくい
ずっと指名をしていると新たに違う店員さんを指名をしたくなった時に断りづらくなってしまいます。今まで指名をしていた事もあり、罪悪感を感じる為です。
QBハウスのスタイリストがお客さんを選ぶケース
- 新人さんが入れないような難しい髪型のお客様は小休憩やカットタイムの上げ下げによって順番を調整する場合がある
- 身内や友人がカットにお客さんとして来店している場合も上記と同様
- 次に担当する予定のお客様が苦手そうな雰囲気のお客様や髪型の場合、カットに入らずに避けるスタッフもいる
- 新人さんが入れないような難しい髪型のお客様は小休憩やカットタイムの上げ下げによって順番を調整する場合がある
カット入りたてのスタイリストで入客に制限がある場合、店長やベテランの指示によって順番を調整するケースがあります。すべてのお客様のカットができない場合もあるからです。
- 身内や友人がカットにお客さんとして来店している場合も上記と同様
プライベートでスタイリストの身内や友人、または以前に勤めていたお店時代からのお客さんが来る場合もあるので、うまく調整してカットに入るように段取りを組んでいます。
- 次に担当する予定のお客様が苦手そうな雰囲気のお客様や髪型の場合、カットに入らずに避けるスタッフもいる
カット専門店のスタイリストでも、スタイリストによっては苦手意識があります。(強面客、女性客、よく動く子供など)
苦手なお客さんを担当しないために避けるスタイリストも正直なところいます。
なぜQBハウスは指名制度を導入しないのか?
- ビジネスモデルが崩れる可能性がある
昔からこの業界は、お客様と従業員の距離が近いのでお客様は人につくと言われています。
指名制を導入すると個人の技量が大きく関わってくるので、本来のQBハウスに来店してもらうモデルから個人にお客様が集まってしまう形態になるのでビジネスモデルが崩れてしまいます。
- カット人数の偏りが出てくる
指名で同じ人ばかりにカットが集中してしまうとお店としての営業が成り立たなくなります。
- 独立されてお客様を連れていかれる可能性がある
QBハウスの店長として数年間勤務後、近隣に同じようなカット専門店で独立するために仲の良いお客さんに出店する旨を伝えておく人も中にはいます。
道徳的に許される事ではないですが、そういうスタイリストがいる以上連れていかれる可能性もあるので指名制度を採用しないのではないか?とも考えられます。
まとめ
- 店外から希望するスタイリストが出勤しているかを確認
- いない場合はいつ出勤してくるのかを他の店員さんに聞く
- カット利用券購入後、通常通り待合席で順番を待つ
- 順番が先頭になったら希望する担当者が案内に来るまで待つ
- 希望しないスタイリストが案内にきた場合は次のお客さんに順番を譲る
- 待っているお客さんがいない場合は素直に「〇〇さんでお願いできますか?」と伝える。
- トイレや電話などで一時的に店外に出ることによって次の方を先に案内する状況を作る
- せっかくお店に来たのにいない場合がある
- 何かしらの理由によりいなくなる可能性がある
- 待ち時間が長くなる時がある
- 業務外のサービスはしてくれない場合がある
- 他の従業員から敬遠されやすい
- 髪型を伝える事が苦手になる
- 一度指名をしてしまうと解除しにくい
- 新人さんが入れないような難しい髪型のお客様は小休憩やカットタイムの上げ下げによって順番を調整する場合がある
- 身内や友人がカットにお客さんとして来店している場合も上記と同様
- 次に担当する予定のお客様が苦手そうな雰囲気のお客様や髪型の場合、カットに入らずに避けるスタッフもいる
QBハウスでの指名はメリットもありますがデメリットもあります。
指名に関してはホームページにも記載されているとおり、本来は出来ないとの事なので個人的にはオススメはしません。
もしするのであればデメリットも想定しておきましょう。