「バリカンは何ミリで刈り上げますか?って言われても、ミリ数なんかわからない…」
「そもそもQBハウスには何ミリのバリカンがあるのかもわからないし…」
「素人なので実際にどうなるのか?のイメージができないんだけど…」
QBハウスを利用した事のある人は経験あるかと思いますが、バリカンで刈り上げる時にミリ数を聞かれても初めての場合は分からないですよね…。
そこで本記事では、QBハウスで使用するバリカンの厚み(ミリ数)や使用した時の見た目を徹底解説していきます。
この記事を読むことによってバリカンを使用した時の仕上がりがイメージできるようになるので、説明することも迷うことなく失敗もされにくくなります。
ぜひ最後まで読んでいただき、バリカンで刈り上げてもらう時の参考にしてください。
実際何ミリがあるの?
【薄い】1ミリ(0、8ミリ)、2ミリ、3ミリ、4ミリ、
【標準】 6ミリ、9ミリ、
【分厚い】 12ミリ、15ミリ
一般的な見た目 | 可能なミリ数 |
(真っ白) | 剃ったような感じ(0、8ミリ) | 1ミリ
(真っ白) | タオルが引っかかるくらい2ミリ |
地肌が白っぽく見える | 3ミリ |
地肌が見える | 4ミリ |
少し地肌が見えるくらい | 6ミリ |
地肌が見えないくらいでスッキリ | 9ミリ |
自然な刈り上げ | 12ミリ |
もの足りないくらいの厚みが残る | バリカンを入れた割には15ミリ |
2ミリ以下はアタッチメントを使用せずにバリカンを使用する(3ミリ以上はアタッチメント装着)ので薄く感じると思います。
見た目はあくまで目安に過ぎません。
同じバリカンのミリ数を使っても人によって見た目が変わるのは、毛量や太さ、地肌の色などの影響があるからです。
バリカンを使用する髪型なのであれば、ご自身の最適なミリ数を覚えておきましょう。
初めてバリカンで刈り上げてもらう場合、薄くなりすぎる事に抵抗がある人は、分厚いバリカン(12ミリ以上)での刈り上げをオススメします。
なぜなら薄く感じた場合に元に戻せないからです。分厚い場合、あとから短くすることは可能です。
バリカンに慣れてきたらミリ数を徐々に薄くしていきましょう。
なぜバリカンの長さを聞いてくるの?
- 指名制度がなく担当者が変わる為
個人経営のお店でいつもくらいと言って通用する間柄であれば、希望のバリカンのミリ数は覚える必要はありませんが、QBハウスでは指名制度がなく担当が変わるので、お客様がいつも何ミリのバリカンで刈り上げているのかは担当者はわかりません。
なので、こちらから伝える必要があります。
バリカンのミリ数を覚えておけば誰がどこでカットしてもバリカンを使用した部分は、ほぼ同じ厚みになるので再現性が高くなります。
なので、普段に近い仕上がりに近づけることが可能になります。
- お客様の要望(薄い、分厚い)に応えるため
お客様がどうしたいのか?どれくらいの長さ(厚み)で刈り上げたいのか?は、お客様自身にしかわからない事なので聞く必要があります。
- 昔と違って様々な長さ(ミリ数)があるから
一昔前の理容業界であればバリカンの長さも4種類(分厚い、普通、薄い、極薄)程度でしたが、お客様の好みやニーズも多種多様になり、様々な厚みに対応しなければなりません。
種類が増えた=選択肢が多いのでお客様に決めてもらう必要があります。
- 短くなりすぎ防止の為
こちらが独自の判断でミリ数を決めてしまうと、短くなりすぎてしまった場合に元に戻せないからです。
クレームに繋がる要因になってしまうので、そうならない為にも確認する必要があります。
- 短時間で効率よくカットを行う為
QBハウスでは効率を重視し無駄を省くため、刈り直しや切りすぎにならないように最初に丁寧にカウンセリングを行います。
仕上がりイメージを明確にする事により、それに向けて仕上げていくので短時間で仕上げる事が可能になるのです。
いつもよりも分厚く(薄く)する時の目安は?
- 1段階の上げ下げなら問題ない
一般的に髪の毛は1週間に3ミリ程度(1ヶ月で1センチちょっと)伸びると言われています。
1段階の上げ下げであれば、他人は気づかない程度です。
季節や気分によっていつもよりも短く(長く)したい場合は、1段階の上げ下げが無難です。
2段階以上の上げ下げになると見た目が変わってくるので注意してください。
なぜ希望のミリ数がないの?
- 扱っているバリカンのメーカーが違う
QBハウスでは各店舗同じバリカンを使用していますが、一般サロンと比較した場合、同じバリカンを使っているとは限りません。
使用しているバリカンのメーカーが違うので、希望のミリ数を伝えてもない場合があります。
正直1ミリ程度の差であればあまり変わらないので、希望の長さがない場合は程近いミリ数を伝えましょう。
注意点
- 単位の言い間違い
◯ミリと△分(枚)の言い間違いは厚みが全然変わってきます。
言い間違いには気をつけてください。
※ミリは一般の人も長さがわかるので【ミリ】で覚えておきましょう。
- ミリ数の記憶違い
ご自身の間違いの可能性もあるので、ミリ数は最低限覚えておきましょう。
鋏で刈り上げる場合のデメリット
- 人によって仕上がりの長さが違う(バラツキが生じる)
鋏で刈り上げというと抽象的な言い回しになるので人によって捉え方が変わってきます。
なので、いつもよりも短くなる場合もあれば分厚く残る場合もあり、その時々によって変わります。
- 個人レベルの差が出る
刈り上げた部分の面の均一さ、色彩、差し毛など人によって上手下手がはっきりと出ます。
- 時間がかかる
髪の硬い方であれば、単純に時間がかかります。そういった方を綺麗に早くカットを行うためにバリカンという便利な道具が開発されました。
まとめ
見た目 | 長さ/㎜ |
薄い | 1(0,8) 2 3 4 |
標準 | 6 9 |
分厚い | 12 15 |
人によって髪の太さや本数、地肌の色が違うので、同じ厚みのバリカンを入れても見え方は変わってきます。
あくまで参考程度にしていただいて、あなた自身の最適な厚みを見つけてください。
行きつけの美容院や理髪店で毎回同じスタイリストがカットしてくれるのであればバリカンの厚みは覚える必要はないですが、QBハウスでは担当者が毎回違う可能性があるので、毎回長さを聞かれる可能性があります。
基準(いつもバリカンで刈り上げをしている厚みのミリ数)ができれば、その時々によって厚みの微調整が可能になるのでミリ数を覚えておいて損はないです。
特にこだわりがなかったりミリ数を忘れてしまった時は、標準的な厚みで…や普通の厚みで…と伝えましょう。
分厚すぎず薄すぎない厚みになるので無難な仕上がりになります。