【素朴な疑問】セルフカットをしても良いケース、しない方が良いケース、失敗しない為の注意点を解説します!

「髪が伸びて鬱陶しくなってきたので美容院に予約の電話を入れたらいっぱいで希望の時間が取れない…」

「別のお店でカットをしてもらおうと思って実際に行ってみたら混雑している…」

「セニングも安くで購入できるみたいだし、散髪代節約のために一度自分でカットしてみようかな?」

カット料金節約の為に100均でセニングシザーを購入してやむを得ずご自身でカットをした経験ってないですか?

実際に現場での業務中にお客様を担当すると、話をしなくてもお客様ご自身でカットをされたのかな?といったケースを目の当たりにする事があります。

今の時代、プロ仕様の道具でもAmazonやメルカリなどでも購入する事が出来るのでセルフカットも道具さえあれば簡単に出来ます。

YouTubeでもカット方法の動画もあったりするので、学ぶことも出来ます。

実際に自分の髪の毛をカットした事がある人は理解できると思いますが、意外に髪をカットすることって楽しかったりするんですよね…。

では、プロ仕様の道具を購入して自分で気になる部分だけでもカットをするべきなのか?をお伝えすると…

プロ目線でお伝えすると目的によります。

そこで本記事では、セルフカットをしても良いケース、しない方が良いケース、を解説します!

セルフカットで失敗しないための注意点も解説しているので、興味のある方は最後まで読んでいただいて、参考にしてください。

目次

セルフカットをしても良いケース

  • 前髪をつくっている女性
  • スキンヘッド(剃刀使用)
  • 丸刈り(バリカン使用)
  • ツーブロックのメンテナンス(サイドのみ)
  • 前髪をつくっている女性

女性の方で前髪をつくっている方は、長い部分と別にしているので前髪だけカットをしてもバランス的には問題ありません。

長さも鏡を見ながらカット出来るので失敗する確率が減ります。

前髪以外の長い部分は少々伸びても髪型としては成立しているのですが、前髪はある程度伸びると目にかかってきたりして邪魔になります。

ある程度伸び切ってしまえばサイドに流す事も出来るようになりますが、我慢できないのであればカットをしてみてください。

男性の場合は前髪を作ると女性っぽくなってしまうのでやめておいたほうが無難です。

髪を自然に下ろした状態で真横にカットするとパッツン(揃った感じ)になり、前髪を上に持ち上げてカットすると下に降りた時にレイヤーが入るので重たくなく自然な感じで揃います。前髪をカットをする場合は櫛や鋏が目に近づくので細心の注意を払いましょう。

  • スキンヘッド(剃刀使用)

髭を剃る感覚で頭も剃ってしまいましょう。

最初は面倒に感じるかもしれませんが、何回か数をこなしてくると次第に慣れてくるものです。

スキンヘッドは、まめに処理をしないと髭と同じですぐに伸びてしまうので長ければ長いほど剃りにくくなってしまいます。

何も前処理をせずに、いきなり頭髪を剃ってしまうと頭皮が剃刀に負けてヒリヒリして痛いので、お風呂場の温まった環境頭皮を温めてからおこなってください。

理髪店でスキンヘッドを行うと頭皮を蒸すのに時間がかかってしまう為、割高になってしまう傾向にあります。

髪の毛には毛流があり、剃刀の角度によっては毛が逃げてしまい剃り残ってしまうケースがあるので、残ってしまう場合は剃刀の角度を変えて指で触って剃れているか?の確認をしましょう。

  • 丸刈り(バリカン使用)

丸刈りもスキンヘッド同様に毛流を意識しながらバリカンを使用しましょう。

同じ箇所を何度もバリカンを入れても髪が残っている場合は、バリカンの角度(向き)があっていない可能性があります。上下左右いろんな方向から試してください。

  • ツーブロックのメンテナンス(サイドのみ)

ツーブロックの中の刈り上げている部分(サイドのみ)は鏡で見ながらできるので失敗は少ないです。

長い髪は落ちてこないようにしっかり固定しておきましょう。

バックもツーブロックにしている場合は、自身では見えずらいので誰かにやってもらったほうが綺麗に仕上がります。

セルフカットをやめておいた方が良いケース

  • スタイルチェンジ
  • 全体的にカット
  • スタイルチェンジ

誰かにカットしてもらうのであれば全体を見ながらできるので、素人の方がカットしてもある程度ヘアスタイルになるときはありますが、ご自身でカットってなると現実的に厳しいものがあります。

最終的に収拾がつかなくなり、想定していた長さよりも短くせざるを得ない事もあります。

  • 全体的にカット

スタイルチェンジと同様に全体のバランスが分かりにくいので、やめておいた方が良いでしょう。

よくあるのが手の届かない箇所(後頭部)だけが残ってしまい全体的にバランスが悪くなっていることです。

本人も気づかずにいる事も多いです。

ご自身で全体的にカットをする目的であれば、日を改めて理美容室やカット専門店を利用しましょう。変に失敗してしまうと、カットするまでの期間が憂鬱になってしまいます…。

セルフカットで失敗しないための注意点

  • セニング(梳き鋏)を使用する
  • トップは切りすぎない(切り残す)
  • 鏡を見ながらカットしている事を認識
  • 同じ箇所を何度もカットしない
  • セニング(梳き鋏)を使用する

セニングを利用すると、パツンと切る事なく多少残るので失敗する確率が減ります。

自然に馴染みやすくもなるので、一般の方はセニングを使用した方が無難です。

ただ、同じ箇所を何度もカットしてしまうとその部分だけ短くなるので注意は必要です。

  • トップは切りすぎない(切り残す)

裾周りが短くなってしまった場合はバリカンを使用して刈り上げてしまえば特に違和感はないのですが、上部が短くなってしまった場合はその部分を隠すか短くなった長さに合わすしか方法はありません。

髪の長さで収まっていたのがカットした事によってピンと跳ねてきたりする場合もあるので、くれぐれも切りすぎには注意しましょう。

長い髪は切る事ができますが伸ばすには時間が必要になるからです。

女性の場合、トップをカットしてしまうとカットした髪がどこに落ちてどうなるか?が想像できないと思うので止めておいたほうが無難です。

  • 鏡を見ながらカットしている事を認識

鏡を見ながらの作業になるので、左右が逆になるので所作には注意してください。前後の間隔もわかりにくいので気をつけてください。

  • 同じ箇所を何度もカットしない

どうしても切りやすいところ(手の届くところ)をカットしてしまうので、同じ箇所を何度もしてしまった結果、気づけば短くなりすぎていた…事は、よくある事例です。

切りすぎると元に戻すのに伸びるまで時間を要するので慎重に行いましょう。

まとめ

セルフカットをしても良いケース
  • 前髪をつくっている女性
  • スキンヘッド(剃刀使用)
  • 丸刈り(バリカン使用)
  • ツーブロックのメンテナンス(サイドのみ)
セルフカットをやめておいた方が良いケース
  • スタイルチェンジ
  • 全体的にカット
セルフカットで失敗しないための注意点
  • セニング(梳き鋏)を使用
  • トップは切りすぎない(切り残す)
  • 鏡を見ながらカットしている事を認識
  • 同じ箇所を何度もカットしない

鋏でカットする(髪を切る)感触や、セニングを使って梳く感触って、普段の私生活においてなかなか体感する事がないので意外に楽しいんですよね…。

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ただ、切りすぎてしまうと元には戻せないので切りすぎには注意してください。

後頭部のように見えない部分は自分でカットするよりは信頼できる身内や友人、恋人にしてもらった方が無難です。誰かに切ってもらったほうが目視しながら出来るからです。

プロでも鏡を使って自分の後頭部をカットするのは難しいのです。

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